2006年頃に Rails 1.2 で作成したアプリケーションを Rails 2.3 にアップグレードしています。
プログラムの移行自体は1週間ほどで完了したのですが、テストをしていてタイムゾーン関連の問題に遭遇しました。
データベースに有効期限を表すフィールドがあるのですが、1時間前から1時間後まで有効なレコードを作成して、現在が有効期間内かどうかを調べるテストが失敗したので問題に気がつきました。
Rails 2.x ではタイムゾーンが導入されたのは知っていたので、下のように設定を行っていました。
config.time_zone = 'Tokyo'
config.active_record.default_timezone = 'Tokyo'
しかし、ログを見ていると JST と UTC とタイムゾーンが混ざっているようだったので、単純なアプリを作成して調べてみました。すると、以下のような結果に
c = Sample.find(:first)
>> c[:created_at]
=> Mon, 24 Aug 2009 17:09:49 +0000
>> c.created_at
=> Tue, 25 Aug 2009 02:09:49 JST +09:00
>> c[:created_at].class
=> DateTime
>> c.created_at.class
=> ActiveSupport::TimeWithZone
同じフィールドでも [] メソッドでデータを取得するのと、フィールド名を指定して取得するので、クラスもタイムゾーンも異なるんですね。ちょっとビックリしました。
どこかにタイムゾーンを意識しないコードがあって、この2つを混同してしまってるんだろうな。
調べるのはメンドクサイな。
Merbが最近はやっているようなので、インストールして使ってみようと思いました。Merb には Rubygems 1.3.0 以上が必要なのでアップデートしたところ、仕事で開発している Rails 1.2.6 で作られたアプリケーションに gem の deprecated メッセージが出てくるようになってしまいました。
たとえば script/console を実行すると以下のようなメッセージが出てきます。
$ script/console
Gem::SourceIndex#search support for String patterns is deprecated
./script/../config/boot.rb:20 is outdated
Loading development environment.
Gem::SourceIndex#search support for String patterns is deprecated
./script/../config/../config/boot.rb:20 is outdated
>>
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HiGash.Netの中の人にWordPressのキレイなテーマを作ってもらったので、last.fmの「最近聴いたトラック」を表示するプログラムを作りました。
last.fm の公式のウィジェットを使用すれば簡単にブログに貼付ける事ができますが、公式の物はFlashを使っていて自分でデザインを変更できないので、自分で作ってみました。last.fmはaudioscrobblerというAPIを用意しているので、このAPI経由で情報を取得します。今回は Ruby の scrobbler gemを利用しています。
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前回、暗号化を行った事によりバックアップの保存の目的はほぼ果たしているのですが、気持ちが悪いので添付ファイルについても考えてみました。
gmail と uuencode をキーワードに Google で検索した所、mutt を使うのが一般的らしい。
↓のように ‘-a’ キーワードで添付するファイルを指定するだけで添付ファイルとして扱ってくれます。
mutt -a name.afz -a mysql_name.afz -s "name backup `date`" to_address
複数の添付ファイルにも対応しているので、この方法で問題ないかとも思ったのですが、1つだけ問題がありました。mutt では Envelope From を引数で変更することが出来ず、muttrc/.muttrc に別途設定する必要があります。
なんかめんどくさそうな感じがしたので、結局は Ruby でフィルタプログラムを書くことにしました。
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