年末にGPGMailのRelease 1.2.0(v56)が出ていたので、さっそくアップデートしました。ベータの取れた正式版としては初めてLeopardをサポートするバージョンだと思います。
GPGMailは暗号化メールの送受信をおこなうといった意味では必要な機能を備えています。しかし、鍵管理などはGnuPGの機能をそのまま使っているため、GnuPG自体の知識が必要となります。各ユーザの鍵に関してはMacGPGプロジェクトのGPG Keychain Accessを利用すればGUIから管理することができるようになりますが、メーリングリストのアドレスに複数の鍵を対応させるような設定はGUIからはできません。
日本語での情報がほとんど無いようなのでメモしておきます。
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Mac OS X 10.5.6 が出ていたので、さっそく適用してみました。
アップデート後もしばらくは何の問題も無く使えていたのですが、Mail.app を起動したところクラッシュ。
再度実行したら、またクラッシュ。
クラッシュした時のメッセージを良く読んでみたら、原因が書いてありました。
アプリケーション Mail は予期せず終了しました。この問題は GPGMail プラグインが原因である可能性があります。
GPGMailは Mail.app用の GnuPG のフロントエンドで、会社でやり取りするメールの暗号化に使っています。アップデートを探しに開発元のSen:TEのサイトを見てみた所、
IMPORTANT: You need at least GPGMail d55 since MacOS X 10.5.6; previous versions of GPGMail will crash Mail.
と、とっくに対応されていました。
最新の GPGMail に入れ替えたところ、Mail.app が正常に起動するようになりました。