8月

証明書ファイルと RSAの秘密鍵ファイルがペアになっているかどうかの確認方法をよく忘れるのでメモ。

RSA 鍵で作成した証明書の場合、証明書内の公開鍵と秘密鍵は同一のモジュロ(Modulus)を持っているので、これを比較します。

証明書(公開鍵)

openssl x509 -noout -modulus -in certificate_file.pem

秘密鍵

openssl rsa -noout -modulus -in private_key.pem

ついでにCSR

openssl req -noout -modulus -in cert_request.pem

これらの実行結果として表示されるモジュロはかなり長くなるので、更に MD5 ダイジェストを計算した法が比較は簡単になります。

openssl x509 -noout -modulus -in certificate_file.pem | openssl md5
openssl rsa -noout -modulus -in private_key.pem | openssl md5
openssl req -noout -modulus -in cert_request.pem | openssl md5
8月

以前の記事にもある通り、このブログではスタイルシートや画像、JavaScript ファイルなどの静的ファイルを Amazon S3 に置いて、Amazon CloudFront から配信しています。

URLの切替には自作のプラグインを使っています。記事にした当時は stylesheet_uri と template_directory_uri の置き換えをするだけのものでしたが、今は WP_PLUGIN_URL も置換えて、プラグインが追加するスタイルや画像も CloudFront から配信しています。

ここまではわりと簡単に実装できていたのですが、メディアライブラリ(uploads ディレクトリ)に置いた画像ファイルは記事の中身を書き換える必要があるため、なかなか手を出せずに1年くらい放置していましたが、最近、WordPress Amazon S3 Plugin というものがあるのを知り、さっそく試してみました。

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8月

もう1年以上前に書いていた下書きをようやく公開。

前回(と言っても1年半前か) までで nginx と PHP の fast-cgi のビルドと設定が終わったので、OS の起動時に自動的に起動するようにサービスとして登録を行います。

OpenSolaris ではサービスの管理に SMF という仕組みを使用しています。SMF はサービスの依存関係を記述できたり、サービスの起動を監視して自動的に再起動してくれたりと、Linux などで使われている /etc/init.d の rc スクリプトに比べるとメリットがありますが、コマンドが独自だったり、自分で SMF にサービスを登録するには manifest と呼ばれる XML ファイルを書く必要があるので、慣れるまではハードルがあります。(この辺は Mac OS X の launchd と似ている。)

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7月

VeriSign のタイムスタンプ証明書の有効期限について気になる今日この頃。

VeriSign のAuthenticode用の証明書を使っています。 これは .exe や .cab ファイルなどにコードサイニングを行うためのマイクロソフトの仕様に沿った証明書で、昔は ActiveX 専用なイメージでしたが、最近は IE がファイルをダウンロードする時にも検証されるので、それなりに重要なものだったりします。

基本的に証明書の有効性は証明書自身の有効期間の間しか確認できません。(その為の有効期間なわけですから当然ですが) しかし、例えばインストーラを作成してウェブに公開するような時に、コードサイン用証明書の有効期限が切れて更新するたびに、公開している全てのファイルに対して署名をやり直すのは大変です。

こういった事にならないように、通常は署名時にタイムスタンプを付けておきます。タイムスタンプは「あるファイルがタイムスタンプをつけた時点で存在し、タイムスタンプをつけてからは変更されていない」事を証明するためのサービスで、デジタル署名にタイムスタンプがついている場合は、署名した証明書の有効期限が過ぎた後も、有効性を確認することができます。

ただ、タイムスタンプ自身も電子署名の一種なので、証明書の有効期限が存在します。この有効期限を過ぎるとタイムスタンプの有効性が確認できなくなるので、有効期間の残りが少なくなってくると意味がなくなってしまいます。

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