昨日は Snow Leopard の発売日だったので、会社帰りに渋谷のアップルストアに行って購入してきました。アップルストアはちょうど何かのイベントが始まるところだったらしく、人がいっぱいでレジがどこかも分からない状態でした。無事に購入して家に帰ったのですが、ちょっと予想外の事態になりました。
今までは新しいバージョンがでる度に Mac を買い替えていたので、OS のアップグレードは初めてですが、インストールは何回か行った事があるので、それほど心配はしていませんでした。
OSのアップグレードなので、何があっても大丈夫なように Time Machine でバックアップを取ります。それから SIMBL や MenuMeters などの怪しそうなソフトを止めてから、Snow Leopard の DVD を挿入してインストールを開始しました。
インストールが始まって「残り45分」と表示されたので、本でも呼んで時間をつぶしてようと思ったのですが、2分ほどでエラーが表示されて止まりました。
メッセージは以下の通りです。
install DVDが読み込めませんでした。 注意してディスクを清掃してから、もう一度インストールしてみてください。
DVDを取り出して見ても(新品なんだから当然だが)汚れなんかは付いていない。再度インストールを試してみても、やはりエラーで終了。DVDドライブの調子が悪いのかと別のDVDを入れてみてみても問題なし。
DVDから起動してみたら何か変わるかと思い、インストールログを表示させながら試したところ、何個かの pkg ファイルのコピーに失敗しているのが分かりました。何回か同じ手順でやってみたところ、エラーになるファイルは毎回異なっているようでした。
なら、プリンタドライバや言語等のパッケージを選択せずに、可能な限り少ないパッケージ数でインストールすれば大丈夫かも、と考えやってみたところ、無事にインストールが完了しました。
この時点で夜中の2時を回っていたので、そのまま寝てしまいました。
Google先生で調べてみると、同じような問題は「ファミリーパック問題」として、たくさん報告されているようです。うちはファミリーパックではなくて、ふつうのパッケージでしたが。私と同じようにパッケージ数を絞ってインストールに成功している人も多いようです。
「インストールに苦労しても、使えればいいや」と思っていたのですが、問題がたくさん見つかりました。やはり正常にはインストールできていなかったようです。今のところ気がついている問題点は
- Mail が起動しない
- iPhotoが起動しない
- iCal がどこにも存在しない
- QuickSilver(10.6用にバージョンアップ済み)が動かない
- カレンダーの Bashboard ウィジェットの表示が変
くらいかな。
いくつかのアプリが起動しない原因は同じで、DAVKit.framework の読み込みに失敗して起動できない。
実際のエラーメッセージは以下の通り。
Dyld Error Message: Library not loaded: /System/Library/PrivateFrameworks/DAVKit.framework/Versions/A/DAVKit Referenced from: /System/Library/Frameworks/CalendarStore.framework/Versions/A/CalendarStore Reason: image not found
たしかに、この場所にはファイルが存在していないです。
CalendarStore とも書いてあるので、iCal の CalDAV 関連にフレームワークなのかな、と想像しています。iCal が丸ごと消えているので、このパッケージのインストールに失敗したんでしょう。
DVD から iCal.pkg を取り出して展開して個別にファイルを置いてあげれば大丈夫かと考えてみましたが、iCal.pkg の読み取りはエラーになってしまいました。
月曜日にまたアップルストアに行って交換してくるしか無いかなぁ。