nginxからphpを利用するには、FastCGIを有効にしてphpをビルドしておく必要があります。
php-5.2.6 を以下のようにビルドしました。
./configure --with-curl=/usr --enable-fastcgi --enable-mbstring --enable-zend-multibyte --enable-mbregex --with-mysql --with-mcrypt --with-mhash --with-openssl --with-gd --enable-gd-native-ttf --enable-gd-jis-conv --with-jpeg-dir=/usr --with-xpm-dir=/usr --with-freetype-dir=/usr make make install
メールで記事を投稿する為に openssl と gd の関係のオプションを追加してます。
openssl は gmail に対して POP で接続する為に、gd はKtai Entryで画像を添付したメールを処理するのに必要でした。
FastCGIのプロセスを以下のように起動します。
/usr/local/bin/php-cgi -q -b 127.0.0.1:9000
127.0.0.1:9000 は FastCGI の接続を待ち受ける IPアドレスとポート番号です。
この値は環境に合わせて別の物に変更する事が可能です。
続いて nginx 側の設定ファイルを作成します。
前回の記事で基本的な設定は nginx.conf に書いてあるので、ここでは VirtualHost の設定だけを記述します。
phpをFastCGIで実行するのに最低限必要な設定はこれだけです。
server { listen 80; server_name bluegold.me blog.bluegold.me; root /var/www/blog; index index.php index.html index.htm; <p> location ~ \.php$ { fastcgi_pass 127.0.0.1:9000; fastcgi_index index.php; fastcgi_param SCRIPT_FILENAME /var/www/blog/$fastcgi_script_name; include fastcgi_params; } }
127.0.0.1:9000 の部分は FastCGI のプロセスのオプションと同じ値を設定します。