Mac OS X – bluegold https://blog.bluegold.me OpenSolaris と MacBook で自宅ネットワークを構築するメモ Sat, 06 Aug 2011 16:08:37 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.1 6047458 AirMac Extreme で困った事 https://blog.bluegold.me/2011/08/problem-of-airmac-extreme/ https://blog.bluegold.me/2011/08/problem-of-airmac-extreme/#respond Sat, 06 Aug 2011 16:08:37 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=627 AirMac Extreme に買い替えてみた

自宅でルーターとして使っていた安物の無線LAN AP の調子が悪く、頻繁に落ちるようになったので、新しい物に買い替えました。

EAP-TLS の実験もしたかったので、今回は AirMac Extreme にしてみました。

AirMac Extreme はアップル製だけあって設定は簡単で、802.1X EAP-TLS で認証をさせても安定しているようです。それはいいのですが。。。

困った事

アップルの製品は設定が簡単でいいのですが、設定項目が少なく、アップルの想定している使い方からちょっとでも外れるとどうにも出来なくなる事があります。

今回も2点ほど困った点があったので、メモしておきます。

  1. ローカル側のIPアドレスが変更できない。

    AirMac Extreme をルーターとして使用する場合、ローカル側の IPアドレスが 192.168.0.1 のように末尾が 1 に固定されていて、変更することができません。
    ローカルのIPアドレスを設定できないネットワーク機器なんてあるはずないと思い、方法を探してみましたが、解決策は無いようでした。

    うちのネットワークは、これまで 192.168.0.254 のように 254 で終わるアドレスをデフォルトゲートウェイにしていたので、このアドレスが変わると固定アドレスを持っているたくさんのサーバーたちの設定も変更する必要が出てきてめんどくさいんですよね。

    しかたないので、常時起動している Linux に 254 のアドレスを割り当てて、ICMP redirect で正しいデフォルトゲートウェイのアドレスを通知するようにしました。(ついでにキャッシュ用のネームサーバーも立てました。)

    最初は OpenSolaris に ICMP redirect を投げさせようとしたんですが、なぜか出来なかった。。。

  2. ftp のポートマッピング(NAT)で標準以外のポートを使えない

    他の人とデータのやり取りをする為に ftp サーバーを立てていますが、標準のポートで起動させておくと勝手にログインしてこようとする人たちがたくさんいます。パスワードとログの管理がめんどくさいので、これまではルーターで標準以外の別のポートから NAT させていました。

    AirMac Extreme でも同様の設定をしてみたのですが、接続できません。

    アップルのフォーラムでも同様に困っている人はたくさんいるのですが、やはり解決策は無いようでした。

    いろいろと試してみた結果をまとめると

    • ftp 以外の NAT は予想した通りに動作する。
    • プライベートTCPポートを 21 にして、パブリックTCPポートが21以外だと、ルータで止められる。
    • プライベートポート、パブリックポートの双方を 21にすると接続できるようになる。
      ただし、FTP のデータポートを正しく扱えなくなるので、実質的に使えない。

余談その1

実験中に OpenSolaris で動かしている ftpサーバーのポートを変えようとしたが、inetadm ではポートを変更する方法がなかった。。。

しかたがないので、/etc/services を修正して対応。。。

余談その2

Mac OS X 10.7 Lion で EAP を使う場合の設定方法がものすごくシンプルになりました。

どこかで見た事あるなぁ、と思ったら iOS と同じになったみたいです。

]]>
https://blog.bluegold.me/2011/08/problem-of-airmac-extreme/feed/ 0 627
Snow Leopard で隠しファイルを表示するショートカット https://blog.bluegold.me/2011/01/shortcut-to-show-hidden-file-on-snow-leopard/ https://blog.bluegold.me/2011/01/shortcut-to-show-hidden-file-on-snow-leopard/#respond Mon, 03 Jan 2011 16:25:11 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=601 Snow Leopard で隠しファイルを表示するショートカット

Mac OS X の Finder では先頭が ‘.'(ドット) で始まるファイル名や不可視属性の着いているファイルは表示されませんが、これらの隠しファイルを「開く/保存」ダイアログで表示するショートカットが Snow Leopard で追加されました。

「Command」キー+「Shift」キー+「 . 」(ピリオド)

補足:ファイルの不可視属性の設定方法

これだけだと短すぎるので、不可視属性の設定方法もメモ

SetFile -a V filename

逆に不可視ファイルを表示させるには V を v にします。

]]>
https://blog.bluegold.me/2011/01/shortcut-to-show-hidden-file-on-snow-leopard/feed/ 0 601
Snow Leopard で IP alias を設定する https://blog.bluegold.me/2010/06/configure-ip-alias-on-snow-leopard/ https://blog.bluegold.me/2010/06/configure-ip-alias-on-snow-leopard/#respond Fri, 04 Jun 2010 01:57:32 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=450

Snow Leopard でNICにIP aliasを設定する方法のメモ。

IP alias の追加

sudo ifconfig en0 alias 192.168.0.1 255.255.255.0

IP alias の削除

sudo ifconfig en0 -alias 192.168.0.1

ついでに Linux と OpenSolari での設定方法もメモ。

Linux の場合

IP alias の追加

# /sbin/ifconfig eth0:1 192.168.0.1/24

IP alias の削除

# /sbin/ifconfig eth0:1 down

OpenSolaris の場合

IP alias の追加

pfexec ifconfig gbe0:1 plumb
pfexec ifconfig gbe0:1 192.168.0.5 netmask 255.255.255.0 up

IP alias の削除

pfexec ifconfig gbe0:1 down
pfexec ifconfig gbe0:1 unplumb

Snow Leopard のやり方のほうが、何個目のエイリアスなのかを考えなくてもいいので楽なのかなぁ。
エイリアス単位でインターフェースの UP/DOWN はできなそうだけど。

]]>
https://blog.bluegold.me/2010/06/configure-ip-alias-on-snow-leopard/feed/ 0 450
Snow Leopard: crontab が編集できない https://blog.bluegold.me/2010/01/crontab_temp_file_must_be_edited_in_place/ https://blog.bluegold.me/2010/01/crontab_temp_file_must_be_edited_in_place/#respond Tue, 05 Jan 2010 03:30:39 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=319 昨年の後半は、勤めていた会社の経営が傾いたのをきっかけに、退職して新しい会社の立ち上げに参加したり、自分自身も引越しをしたりと、なかなかブログを更新する時間が取れませんでした。新年になり、ようやく全てが落ち着いてきました。

仕事のほうも、しばらくは自宅で開発作業を行うので、今までよりはブログに時間をかけられるんじゃないかなぁ。

自宅に仕事の環境を整えるために、年末年始は4台のPC(PCサーバ2台を含む)のセットアップを行っていました。4台といっても中身は Xen, Solaris Zone, VirtualBox で仮想化してるので時間はかかりました。

OpenSolaris でファイルサーバを作ったので、MacBook の開発環境のバックアップも定期的にそちらに残そうとcrontab -eで編集して保存したところ、意外なエラーが帰ってきました。

crontab: temp file must be edited in place

これまでも Mac で crontab の編集は行っていましたが、エラーになったのは初めてです。

メッセージからすると、vi で編集後のファイルの i-node が変わっているのが原因っぽいですが、.vimrc はもう3年くらいずっと使っているもので大きく変えたりはしていません。Google に聞いてみると以下の設定を追加すれば大丈夫だとの記述を発見しました。

set nowritebackup

が、私の環境ではこの方法ではダメでした。

次に見つけたこのサイトを参考にしたところ、crontab の編集ができるようになりました。

set backupskip=/tmp/*,/private/tmp/*

/private/tmp があるので、この人も Mac を使っているんでしょうね。

]]>
https://blog.bluegold.me/2010/01/crontab_temp_file_must_be_edited_in_place/feed/ 0 319
Snow Leopard で FreeMind https://blog.bluegold.me/2009/09/snow-leopard-freemind-java-fix/ https://blog.bluegold.me/2009/09/snow-leopard-freemind-java-fix/#comments Wed, 09 Sep 2009 03:00:00 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=264 前回の記事で問題となっていた、DVDの不良は週明けに渋谷のアップルストアに行って交換してもらいました。店員さんもなれた感じの対応でしたので、同じような返品交換がけっこうあったんでしょうね。「交換用の DVD もアップルストアで中身を開封して確認したわけではないので、これにも不具合が絶対に無いとは言いきれない」のような事を言っていたのでは、ある意味正直な店員さんだったんだろうな。

新しい DVD で再インストールしたところ、それまで起動できていなかった Mail, iPhoto, QuickSilver などは正常に使えるようになりました。普段使っているアプリに関しては(いくつか対応待ちのものがあるものの)移行は問題ないかと思っていましたが、昨日FreeMindが動かないのに気がつきました。仕事の議事録等は FreeMind で書くのが習慣となっていたので、このアプリが動かないとけっこう困ります。

動かないというのは正確ではなくて、実際には以下のようなダイアログが出てきました。
snow_leopard_rosetta_install_offlince
インターネットに接続している状態では、下のように Rosetta のインストールを促すようです。
snow_leopard_rosetta_install

なので、Rosetta をインストールしてしまえば解決なのですが、せっかく Snow Leopard に移行したんだから PowerPC のバイナリの無い環境にしたいので、解決方法を調べてみました。

エラーダイアログにある通り、問題は JavaApplicationStub が Universal Binary になっていない点にあります。JavaApplicationStub は文字通り Java で書かれたアプリケーションを Mac OS X のネイティブアプリのように見せるためのスタブとなる実行ファイルです。FreeMind.app の中から JavaApplicationStub を探して調べると、以下のようになっていました。

$ file FreeMind.app/Contents/MacOS/JavaApplicationStub 
FreeMind.app/Contents/MacOS/JavaApplicationStub: Mach-O executable ppc

やはり、ppc のバイナリしか入っていません。
Universal Binary な JavaApplicationStub も存在するはずなので、HDD の中を調べたところ以下の場所にありました。

$ file /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Resources/MacOS/JavaApplicationStub
/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Resources/MacOS/JavaApplicationStub: Mach-O universal binary with 3 architectures
/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Resources/MacOS/JavaApplicationStub (for architecture x86_64):	Mach-O 64-bit executable x86_64
/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Resources/MacOS/JavaApplicationStub (for architecture i386):	Mach-O executable i386
/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Resources/MacOS/JavaApplicationStub (for architecture ppc7400):	Mach-O executable ppc

このファイルで FreeMind.app/Contents/MacOS/JavaApplicationStub を上書きしたところ、Rosetta 無しで起動するようになりました。

]]>
https://blog.bluegold.me/2009/09/snow-leopard-freemind-java-fix/feed/ 1 264
Snow Leopardのインストールエラー https://blog.bluegold.me/2009/08/snow-leopard-install-dvd-error/ https://blog.bluegold.me/2009/08/snow-leopard-install-dvd-error/#respond Sat, 29 Aug 2009 08:21:13 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=253 昨日は Snow Leopard の発売日だったので、会社帰りに渋谷のアップルストアに行って購入してきました。アップルストアはちょうど何かのイベントが始まるところだったらしく、人がいっぱいでレジがどこかも分からない状態でした。無事に購入して家に帰ったのですが、ちょっと予想外の事態になりました。

今までは新しいバージョンがでる度に Mac を買い替えていたので、OS のアップグレードは初めてですが、インストールは何回か行った事があるので、それほど心配はしていませんでした。

OSのアップグレードなので、何があっても大丈夫なように Time Machine でバックアップを取ります。それから SIMBL や MenuMeters などの怪しそうなソフトを止めてから、Snow Leopard の DVD を挿入してインストールを開始しました。

インストールが始まって「残り45分」と表示されたので、本でも呼んで時間をつぶしてようと思ったのですが、2分ほどでエラーが表示されて止まりました。

メッセージは以下の通りです。

install DVDが読み込めませんでした。
注意してディスクを清掃してから、もう一度インストールしてみてください。

DVDを取り出して見ても(新品なんだから当然だが)汚れなんかは付いていない。再度インストールを試してみても、やはりエラーで終了。DVDドライブの調子が悪いのかと別のDVDを入れてみてみても問題なし。

DVDから起動してみたら何か変わるかと思い、インストールログを表示させながら試したところ、何個かの pkg ファイルのコピーに失敗しているのが分かりました。何回か同じ手順でやってみたところ、エラーになるファイルは毎回異なっているようでした。

なら、プリンタドライバや言語等のパッケージを選択せずに、可能な限り少ないパッケージ数でインストールすれば大丈夫かも、と考えやってみたところ、無事にインストールが完了しました。

この時点で夜中の2時を回っていたので、そのまま寝てしまいました。

Google先生で調べてみると、同じような問題は「ファミリーパック問題」として、たくさん報告されているようです。うちはファミリーパックではなくて、ふつうのパッケージでしたが。私と同じようにパッケージ数を絞ってインストールに成功している人も多いようです。

「インストールに苦労しても、使えればいいや」と思っていたのですが、問題がたくさん見つかりました。やはり正常にはインストールできていなかったようです。今のところ気がついている問題点は

  • Mail が起動しない
  • iPhotoが起動しない
  • iCal がどこにも存在しない
  • QuickSilver(10.6用にバージョンアップ済み)が動かない
  • カレンダーの Bashboard ウィジェットの表示が変

くらいかな。

いくつかのアプリが起動しない原因は同じで、DAVKit.framework の読み込みに失敗して起動できない。
実際のエラーメッセージは以下の通り。

Dyld Error Message:
  Library not loaded: /System/Library/PrivateFrameworks/DAVKit.framework/Versions/A/DAVKit
  Referenced from: /System/Library/Frameworks/CalendarStore.framework/Versions/A/CalendarStore
  Reason: image not found

たしかに、この場所にはファイルが存在していないです。
CalendarStore とも書いてあるので、iCal の CalDAV 関連にフレームワークなのかな、と想像しています。iCal が丸ごと消えているので、このパッケージのインストールに失敗したんでしょう。

DVD から iCal.pkg を取り出して展開して個別にファイルを置いてあげれば大丈夫かと考えてみましたが、iCal.pkg の読み取りはエラーになってしまいました。

月曜日にまたアップルストアに行って交換してくるしか無いかなぁ。

]]>
https://blog.bluegold.me/2009/08/snow-leopard-install-dvd-error/feed/ 0 253
Safari4 でフラッシュが使えない https://blog.bluegold.me/2009/06/safari4-and-safaristand-breaks-flash/ https://blog.bluegold.me/2009/06/safari4-and-safaristand-breaks-flash/#comments Thu, 11 Jun 2009 02:35:41 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=212 Safari4がリリースされたので、すぐにバージョンアップして問題なく使っていたんですが、WordPressの記事を投稿しようとして不具合を一つ見つけました。

画像をアップロードしようとしたところ「Flashアップローダー」のボタンが表示されていないので、おかしいなと思い他のページも見ていくと Akismet や WordPress.com Stats の統計も見れなくなっていました。

Safari4 ではプラグインが別プロセスになったので、その関係で Flash に影響が出てるのかな、と思い Google で調べてみましたが、同じような症状の人がいないみたいでした。

自分の環境特有の問題のようなので、設定とかプラグインを見ていくと SafariStand を外したところで、Flash が見れるようになりました。

原因が分かったので、開発元のサイトから Safari4 用のプラグインをダウンロードしてきて、無事解決しました。

他にも同じ現象になる人がいるかもしれないのでメモしておきます。

]]>
https://blog.bluegold.me/2009/06/safari4-and-safaristand-breaks-flash/feed/ 1 212
Mac OS X 10.5.6 と GPGMail https://blog.bluegold.me/2008/12/leopard-1056-gpgmail/ https://blog.bluegold.me/2008/12/leopard-1056-gpgmail/#respond Tue, 16 Dec 2008 15:48:47 +0000 http://blog.bluegold.me/?p=127 Mac OS X 10.5.6 が出ていたので、さっそく適用してみました。
アップデート後もしばらくは何の問題も無く使えていたのですが、Mail.app を起動したところクラッシュ。
再度実行したら、またクラッシュ。

クラッシュした時のメッセージを良く読んでみたら、原因が書いてありました。

アプリケーション Mail は予期せず終了しました。この問題は GPGMail プラグインが原因である可能性があります。

GPGMailは Mail.app用の GnuPG のフロントエンドで、会社でやり取りするメールの暗号化に使っています。アップデートを探しに開発元のSen:TEのサイトを見てみた所、

IMPORTANT: You need at least GPGMail d55 since MacOS X 10.5.6; previous versions of GPGMail will crash Mail.

と、とっくに対応されていました。

最新の GPGMail に入れ替えたところ、Mail.app が正常に起動するようになりました。

]]>
https://blog.bluegold.me/2008/12/leopard-1056-gpgmail/feed/ 0 127