Archive:2008.11

11月

前回の記事でPHPの設定は完了していますが、ついでにPHPアクセラレータも導入してみます。PHPアクセラレータはPHPの実行時に中間的に生成されるバイトコードをキャッシュや最適化を行う事により、実行時のロスを減らす仕組みです。

PHPアクセラレータにはeAcceleratorAPCなどいろいろとあるようですが、今回は使った事のないXCacheを使ってみます。XCacheはバイトコードのキャッシュの他にPHPの変数をキャッシュする機能があるので、この機能をWordPressで使うように設定も行います。

XCacheのビルドは以下の通り簡単に行うことができます。

wget http://xcache.lighttpd.net/pub/Releases/1.2.2/xcache-1.2.2.tar.gz
gzip -dc xcache-1.2.2.tar.gz | tar xvf -
cd xcache-1.2.2
./configure --enable-xcache
make
make install

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11月

nginxからphpを利用するには、FastCGIを有効にしてphpをビルドしておく必要があります。
php-5.2.6 を以下のようにビルドしました。

./configure  
    --with-curl=/usr --enable-fastcgi 
    --enable-mbstring --enable-zend-multibyte 
    --enable-mbregex --with-mysql 
    --with-mcrypt --with-mhash 
    --with-openssl --with-gd 
    --enable-gd-native-ttf --enable-gd-jis-conv 
    --with-jpeg-dir=/usr --with-xpm-dir=/usr 
    --with-freetype-dir=/usr
make
make install

メールで記事を投稿する為に openssl と gd の関係のオプションを追加してます。
openssl は gmail に対して POP で接続する為に、gd はKtai Entryで画像を添付したメールを処理するのに必要でした。

FastCGIのプロセスを以下のように起動します。

/usr/local/bin/php-cgi -q -b 127.0.0.1:9000

127.0.0.1:9000 は FastCGI の接続を待ち受ける IPアドレスとポート番号です。
この値は環境に合わせて別の物に変更する事が可能です。

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